ラヴィ ピノノワール 今日からあなたもワイン評論家!

ワイン

こんばんは、酔っ払い犬のポチです。今日も楽しく飲んでいます。

今日紹介するワインはルーマニアのラヴィ ピノノワールです。名前の通りブルゴーニュで有名なぶどう品種ピノノワールを使った赤ワインになります。値段も1,300円程度と、とてもお手頃なワインです。むしろピノノワールがこの値段で大丈夫なの?と思ってしましますが、十分美味しいハイコスパ ピノノワールです。

ボルドーとブルゴーニュはご存知フランスの二大ワイン産地ですが、これら2つを比較し、優劣をつける話題はほとんどありません。なぜならボルドーはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローと呼ばれるぶどうを使っており、一方ブルゴーニュにはこのピノノワール100%で造られているからです(正確にはガメイと呼ばれる品種を使うこともある)。ぶどう品種が違うためキャラクターが全く異なって、優劣をつける意味がないのです。

逆に言うとブルゴーニュワインとそれ以外のピノノワールのワインが比較されることはよくあります。そう、今回のラヴィ ピノノワールですが、低価格帯ブルゴーニュワインと比較するにはうってつけなワインです。どちらの方が美味しい、好みであるとか、どちらの方がコスパが良いのなどと議論をするのに適したワインです。ワイン談議、とても盛り上がりそうですね。

1000円台のワインとしては、以前紹介したブルゴーニュのマリノ ベルダンや、南フランス ラングドックの、マルキドボーランのピノノワールなどがありますので、比較すると、とっても面白いと思います。

このような、ブルゴーニュとブルゴーニュ以外のピノノワールとの比較は、昔からワイン好きの方の中でいろいろ議論されてきました。

ワイン関連の書籍で、有名ソムリエがブルゴーニュとそれ以外のピノノワールに関して、語っていることもあります。

こんなことを書くと、「やっぱりワインって難しいんですね」と思ってしまう方もいますが全然そんな事はありません。

ソムリエが語るほうが稀で、むしろ、ちょっとワインが詳しいかたや、時にはワイン初心者がワインバーや居酒屋で仲間と一緒に、「ブルゴーニュこそ至高!」「いやっ、カリフォルニアのピノノワールはブルゴーニュを超えた!」などと笑いながら、話していることの方が多いぐらいです。もちろん、ワイン全然知らない方が、仲間と一緒に「こっちのブルゴーニュワインの方が飲みやすい!」などと喋っているってのもありますが、そちらの方がよっぽど楽しそうなんですよね。こんな楽しい会話、参加しないと損ですよ。

ちょっと飲み比べてみました。ラヴィとマルキドボーラン。ブルゴーニュではないですが、同じピノノワールです

さて、ラヴィ ピノノワールですが、ピノノワール果実味の強い木イチゴなどの香りや味わい、美味しいですね。ブルゴーニュよりも果実味が強いので、初心者向けかと。後味に少し焦げた感じ(樽熟成感?)、熟したジャムのニアンスが出てきます。このあたりがブルゴーニュと明確に違うのかな。

元気な時にはラヴィ ピノノワールを飲んで、元気倍増!

疲れたときはブルゴーニュを飲んで癒しのひと時。

ポチはそんなかんじでしょうか。

皆さんもぜひ、ラヴィ ピノノワールとブルゴーニュワイン、飲み比べて、自分の好みはどちらか?、どちらが美味しく感じたか?、考えながらワインを楽しんでみてください。何も難しく考える必要はありません。気の知れた仲間同士で集まって、わいわいと楽しく! 飲んだワインに関して率直に、自分の感想を述べる、ただそれだけ。

今日からあなたもワイン評論家ですね!


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