宇宙ブルーイングから低アルコールで飲み続けられる、セッションIPA登場
価格750-1000円
アルコール度数 4.5 %
原料 麦芽、ホップ、オーツ麦
スタイル DDH Session IPA
ホップ Azacca、Mosaic
今やクラフトビール界で、最も人気のあるビアスタイルと言ってよいIPA(India Pale Ale)ですが、近年の健康志向より、低アルコール度数のIPAが、数多くリリースされています。
そんな低アルコールなIPAをSesssion(セッション) IPAと呼び、「宇宙Relax」は宇宙ブルーイングが造った、Session IPAにあたります。
IPAとはもともと、18世紀ごろビールを船で運んでいる間に痛まないように、殺菌作用のあるホップを多量に入れ、かつアルコール度数を高くしたビールです。
詳しくはインドの青鬼を。
現在ではアメリカをはじめ、至るところでIPAが造られていますが、おのずとアルコール度数が高くなる傾向にあります。
例えば日本の大手メーカーのピルスナーのアルコールが4.5 % ~ 5.5 %であるのに対し、宇宙ブルーイグのラインナップでは、ざっくり6 % ~ 8.5 %、ブリュードックでもパンクIPAの5.6 %はともかく、トリプルヘイジーに至っては、9.5 %と一部の甘口白ワイン化を負けの高アルコール度数となっています。
まぁ、酒飲みにはあまり関係ないことかもしれませんが、お酒をあまり飲めない人や、飲み会などで、長時間飲み続けたいって考えてる人には、高いアルコール度数はちょっと厄介です。
もちろん健康に気を付けてる人にとっても、同様
そんなニーズにこたえたのが、比較的低アルコール度数のSession IPAなのです。
ちなみにSession IPAのSessionはDrinking Sesssion(飲み会)から来ています。飲み会の間、つぶれたりせずに、飲み続けられるビールってことを表しています。
逆に、高アルコールが好みなれば、Session IPAはアルコールによるパンチが弱くなり、いまいち腰砕け間のあるビールと感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、宇宙Relaxに関しては心配ご無用かと。
なぜかというと、DDHでだからです。
DDH = Double Dry Hopped でドライホッピングと言うホップの香りをよく抽出する工程を2回行ています
流石宇宙ブルーイング、Session IPAと言えども、手を抜かず、ドライホッピングを行って、あの宇宙独特のホップ感を出しに来ているんです。
グラスに注いでみると、とても濁った、少し濃いめの黄色、オレンジジュースっぽい色です。
香りは流石宇宙と言うほどホップ香全開です、草木、薬草、パッションフルーツから、ドライフルーツっぽい香りも、あと、なんとなくミルキーなニアンスがありました、その他ちょっと癖のある植物って言うか、ジンジャーっぽいかも。
味わいは、香りからすると、意外なほどドライで、苦みもしっかり感じられました。アルコール度数が低い影響か、滑らかで、とてもミルキーですが、やっぱりボディはそれほど厚くないですね。もちろんフルーティーで甘やか、ほんとホップジュースですね。
Session IPAなので、もっと間の抜けた感じがすると思っていいましたが、なんのその、十二分に美味しいビールです。
確かにボディは少し薄めですが、逆に、香りはDDHさく裂でした。ほんとに香りだけなら、他の宇宙ビールと互角以上かも?
アルコールあまり強くない方、日本の大手メーカービールが苦手な方にぜひ楽しんでいただきたいビールです。
●宇宙ビール入手について
宇宙ブルーイングのビールはなかなか入手できませんが、時々楽天市場などで、出品されています。特にセット商品などでは入手しやすいです。
下記、リンクを張っていますが、売り切れの際はご容赦願います
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