こんばんは、酔っ払い犬のポチです。今日も楽しく飲んでいます。
懲りずに、今日も安いピノノワールに手を出しています。それもニューワールドワイン、チリのワインで、値段は900円ちょっとだったかな?確か1,000円切っていたと思います。と言うことで、あまり期待していません笑
前回コンチャイトロのフロンテラシリーズのピノノワールが、かなりピノノワールの要素がなくて、???な味わいに驚きました。ですので、今回も同じような結果になる可能性高いですね。だって同じ、チリの安いピノノワールですので。
ただ、今回、同じチリワインでも、まずワイナリーが違い、コノスルです。(正確にはヴィーニャ・コノスルらしいです。厳密なことを言うと、このヴィーニャ・コノスルもコンチャイトロの傘下らしいです。)またコンチャイトロのフロンテラシリーズより300点程度、高額なコノスルのオーガニックシリーズです。たった300円程度っておもいますけど、このあたりの価格帯のワインのコストは、ボトル代、輸送費、税金が合計で300円ほどかかることを考えれば、馬鹿にできない違いなのです。
ざっくり計算すると、フロンテラの600円は輸送費等300円+ワイン300円でオーガニックシリーズは輸送費等300円+ワイン600円となります。つまりワイン自体のコストは倍近いことになります。この差はたった300円ですが、結構大きい!
もし、900円で、そこそこのピノが手に入るのであれば、それは素晴らしいですね。さて、どう転ぶことやら。
さて、ここまででワイナリーやシリーズ名が多数出てきたの、少し整理しますね。
ヴィーニャ・コノ・スル
チリの有名ワインメーカー(ワイナリー)有機栽培に力を入れ、農夫は広大なぶどう畑を自転車で移動しており、ラベルには自転車のイラストが入っています。
コノスルのラインナップ
ビシクレタ・レゼルバ 約700円
オーガニック 約900円 → 今回はこのシリーズのピノノワール
レゼルバ・エスペシャル 約1200円
シングルヴィンヤード 約1600円
20バレル 約2200円
チリ最大のワインメーカー(ワイナリー)。
コンチャイトロのラインナップ
フロンテラ 約600円
サンライズ 約1000円
カッシェロ・デル・ディアブロ 約1,300円
マルケス 約2,000円
まぁ、このように、コノスル、コンチャイトロはチリの大規模なワイナリーで、かなり広い値段領域にラインナップ(シリーズ)を持っています。それぞれのシリーズでさらにぶどう品種ごとに分かれており、今回のピノノワール以外にも、カベルネソーヴィニヨン、メルローや白ワインではもちろんシャルドネなどもあります。要するに数十種類の商品ラインナップがあるわけです。そして、大規模ワイナリーと人件費の安いチリと言う国の良いところを引き出し、値段以上の品質のワインを造っています。要するにコスパ良いのです。
今回のピノノワールは、コノスルってワインメーカーのオーガニックと呼ばれるシリーズですので、値段も900-1000円程度で、もちろんピノノワール以外にもカベルネソーヴィニヨンなどもあります。
さて、飲んでいきましょう!
香りは濃厚ではあるが、イチゴ系のピノの香りがしっかりします。味わいは意外とピノノワールしています!期待してなかった分ちょっとびっくり!ちょっと甘めのピノノワールって感じで、ポチの中でもピノの範疇です。もちろんブルゴーニュとは全然異なりますが、それでも、ちょっと甘め系、チャーミング系のピノ飲みたいときには全然ありかと思います。何度も言いますが、ブルゴーニュとはやっぱり異なりますが、それを踏まえたうえで、おすすめです。
実は10年以上前、コノスルの一番安いシリーズ(ビシクレタ・レゼルバ?)のピノノワールを飲んだことがあります。実はこの時に感じたのが「えっ、これピノノワール?」って、感じでピノノワールぽっさがほとんどなくて、がっかりしたんです。そうちょうどフロンテラのピノノワール飲んだ時のように。ですので、今回のオーガニックシリーズが、こんなにピノノワールの味わいだしているのに驚きです。
オーガニックシリーズが、やっぱりピノノワールに合っているシリーズなのでしょうか、それとももしかしたら、コノスルのピノノワールの味わいが昔から変わってきたのか?ちょっと気になるところです。ビシクレタ・レゼルバシリーズのピノノワールをもう一度飲んでみたいと思いました。
いずれにせよ、コノスル・オーガニックのピノノワールお手軽ピノノワールとしておすすめです。
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